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エビコードのロングネックレスの話。 [ワイヤークロッシェ]

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レース針で編んだエビコードのロングネックレス。
1本あれば絶対重宝する究極のシンプルデザイン。
よくご覧になった方が「随分細かいビーズね!」とおっしゃるのですが、
ビーズは編み込んでおりません。ワイヤーのみです。

ワイヤーの太さは、通常のアクセサリー作りに使う番手よりひとつ細い#32。
太さ0.2ミリのワイヤーを丁寧に編んでいきます。
エビコードはワイヤークロッシェの中でも憧れのテクニックと言えると思います。
基礎のレッスンでも一番最後に出てくる、テクニックも高度な編み方。
筒状になるように編み進めてるため(通常サイズのエビコードであれば、
太いワイヤーを通してバングルのようにも作れるのです)、
毛糸のえび編みには出てこないであろう『編み目を潰さずに編む』というテクニックが必要なのです。




さて、そこでこの細いエビコード。
0.2ミリのワイヤーはほんの少しの力で形が変わります。
筒状などという立体に編もうとすると、編み目を持つ指先に力が入らないようにしなければなりません。
編む時に力を入れないのは至難の技…かぎ針で引っ掛けて、という動作ひとつとっても
力を加えなければ編めないのです。

そのため、力を分散するようにします。
右手のかぎ針で引っ掛けるのではなく、左手でかぎ針にワイヤーをかける、とか。

私がまだまだ修行時代、金属を編んでいることからしなやかな長いコードを編むことは難しいと言われていました。なので、チョーカーのようなデザイン、一部普通のチェーンを使うとか、ビーズを編み込んである程度重さを出して下がるようにするなど工夫して長さのあるネックレスを編んでいました。

0.2ミリのワイヤーは、やはり繊細で、ほどいたりすれば切れることも多い太さです。
ひっかかって折れ曲がるったりねじれたりすると、そこから切れたり、ヨリも戻らなかったり。

そのあえてのタブーに挑んだのがこの細エビコード。
折れないよう、ねじれないよう、細心の注意を払い、力をほとんど編み地に加えず、
途中で編むことを休んでも最後まで同じテンションで編み続け、
110センチという超ロングのしなやかなネックレスが完成したのです。

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一度測ったことがあるのですが、10センチ編むのに約15分。
単純に計算すると、このネックレスであれば110センチの5連なので3時間で編めることになります。
でも実際は大体1時間に一度休憩を入れ、仕事や用事をこなし。。。一日中編んでることはあり得ないので
大体集中して一週間くらいかけて完成させています。
(でもなかなか集中した時間を取ることも難しく、最近は完成まで1カ月くらい…)
まとめた5本のコードは、毛糸で編んだキャップで覆い、アジャスターの先にもニットボールをつけました。

どこをとっても同じテンションで編まれた編み地はすとんと落ちてとても美しいです。

是非売り場に実物を見にいらしてください。試着ももちろんオッケーです!
しなやかに揺れる金属の糸を体験してくださいね!

*pcよりの投稿でないので多少の不具合お許しを!後ほど改めてアップしなおします!

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